スタンガンを作ってみる (4)

今回は、実際にコッククロフト・ウォルトン回路をユニバーサル基板で組んでみる。
とりあえず、3段。
前回測定したインバーターの出力が400Vrmsだからピーク電圧で約560V。
これを3段で6倍にすると大体3,360Vってことになる。
これを確認しよう。

その前に使用するダイオードコンデンサ

ダイオード: 1N4007-B
秋月で購入
汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007−B(20本入): 半導体(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

コンデンサ: S102K43Y5PR6TK7R (Vishay)
Digi-Keyで購入
S102K43Y5PR6TK7R Vishay Beyschlag/Draloric/BC Components | コンデンサ | DigiKey

これで3段のコッククロフト・ウォルトン回路を組んだ。

コッククロフト・ウォルトン回路 3段

左上がACの入力、左下がGND、右下が昇圧されたDC出力。
ここに前回使ったインバーターの出力(400Vrms)を入力して出力を測定してみる。

コッククロフト・ウォルトン回路の出力電圧

3,168V。
きちんとほぼ6倍に昇圧されている。
という訳で一応今回の実験は完了。

次はプリント基板で15段ぐらいの作ってやってみよう。
(ユニバーサルでやるのもう面倒)
そんで出力に針金とかつないでバチバチさせてみる予定。
ちょっと電圧低いかな。