スタンガンを作ってみる (7)

作ったプリント基板にやっと部品を実装した。

 

部品面

半田面

こんなにスペースに余裕のある2.54mmピッチの半田付けなのに結構つらい。

老眼まじでやばい。

だから半田が汚いのは許して(笑)

 

さて今日は用事があるからここまで。

実際に電気を流してみるのは明日以降で。

スタンガンを作ってみる (5)

前回ユニバーサル基板でとりあえず実験成功したので今回はプリント基板にしてみる。
まあ回路自体は単純だし基板にするのも難しいことは無い。

回路図
プリント基板

とりあえずこんなところかな。
1枚でコッククロフト・ウォルトン回路5段。
何枚か作って15~30段ぐらいで試してみよう。

ガーバーにして基板発注しなきゃな。
今日はここまで。

スタンガンを作ってみる (4)

今回は、実際にコッククロフト・ウォルトン回路をユニバーサル基板で組んでみる。
とりあえず、3段。
前回測定したインバーターの出力が400Vrmsだからピーク電圧で約560V。
これを3段で6倍にすると大体3,360Vってことになる。
これを確認しよう。

その前に使用するダイオードコンデンサ

ダイオード: 1N4007-B
秋月で購入
汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007−B(20本入): 半導体(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

コンデンサ: S102K43Y5PR6TK7R (Vishay)
Digi-Keyで購入
S102K43Y5PR6TK7R Vishay Beyschlag/Draloric/BC Components | コンデンサ | DigiKey

これで3段のコッククロフト・ウォルトン回路を組んだ。

コッククロフト・ウォルトン回路 3段

左上がACの入力、左下がGND、右下が昇圧されたDC出力。
ここに前回使ったインバーターの出力(400Vrms)を入力して出力を測定してみる。

コッククロフト・ウォルトン回路の出力電圧

3,168V。
きちんとほぼ6倍に昇圧されている。
という訳で一応今回の実験は完了。

次はプリント基板で15段ぐらいの作ってやってみよう。
(ユニバーサルでやるのもう面倒)
そんで出力に針金とかつないでバチバチさせてみる予定。
ちょっと電圧低いかな。

スタンガンを作ってみる (3)

さて、部品もそろったことだし実験。
まずはインバーターの確認から。

今回は元々持っていたS-05584(昔、秋月の300円液晶とセットで売ってたやつ)を動かしてみる。
データシートには5Vで650Vrms(無負荷時)とあるけど今回は単3電池2本の3Vで行く予定だからどれぐらいの出力になるか見てみる。

ただインバーターの基板に入力と出力の電線を半田付けするだけなのに、老眼が酷くてえらく苦労する。(笑)
なんとか付けて3V入力で動かしてみたところ約400V。

S-05584 3V入力時の出力

てことは、Peak to Peakで1,100Vぐらいか。
次回の実験ではコッククロフト・ウォルトン回路5段ぐらいを通してみよう。
そうすると計算上はPeak to Peakの10倍になって11,000Vぐらいになるのかな。
それだと測定器の限界超えるか。。(10kV)
じゃあ、4段でやってみようかな。

今回はここまで。
て言うか今回のは実験じゃなくてただの確認だなw


2022.08.26 追記
計算が間違ってた。。
コッククロフト・ウォルトン回路は1段でピーク電圧を2倍にする。
Peak to Peakじゃなかった。
つまり400Vrmsだったら約560Vの2倍、1100Vが1段で出力される。
5段だと5,600Vぐらい。

スタンガンを作ってみる (1)

大切な人を悪の手から守る為、スタンガンを作ることになった。(笑)
まずはGoogle先生に聞いてみてどういう回路が良いのかチェック。

コッククロフト・ウォルトン回路(Cockcroft-Walton circuit)って言うやつで比較的低圧の交流から高圧の直流を作ればいいみたい。
スタンガンってどう考えてもバッテリー駆動だから電源は直流だ。
ってことはまずはコッククロフト・ウォルトン回路(これ長くて面倒臭いな)に入力する交流を作らなきゃいけない。ってことでインバーターが必要になる。
取り合えず以下の2つを使って実験してみる。

(1) S-05584: 昔、秋月の300円液晶とセットで売ってたもの

(2) K-G00-500-A11: 現在、秋月の300円液晶とセットで売ってるもの

(1)は現在入手不可だが手持ちが1つ。
(2)は秋月で2つ手配。
ついでにダイオード、スイッチ、電池ボックスとかも手配。
高耐圧のコンデンサは秋月に無かったのでDigi-Keyで手配。

回路図も書いて載せようかと思ったけど、プリント基板を作る時に書くことにした。
取り合えず部品が来たらユニバーサル基板でコッククロフト・ウォルトン回路を組んで、インバーターの出力を入れて実験してみよう。
うまくいったら回路図書いて基板作ってケースは3Dプリンタかな。

最後の高圧出力部分の端子をどうするか(何を使うか)がなかなか悩むところ。
実験は針金とかでいいけど。
ホームセンターとか行っていいのがないか見てみよう。