PicoBlazeを動かす (1)

さて、ほとんどiPhoneアプリの話(というか自分のアプリについてのメモ)しか書いていなかったが、今回少し違うことを書くことにした。
というか、iPhoneとは全く関係ない。

内容はタイトルにある通り、「PicoBlaze」を動かす。PicoBlazeってのは、すげー小さな8bitCPUの名前だ。
このCPUは実際にチップが売ってる訳じゃなくてFPGAに書きこんで使う。IPCoreな訳だ。
このPicoBlazeは、FPGAメーカであるXilixが自社のFPGAに最適化して作ったもので無償で使える。
前から興味はあったんだが何だか面倒そうで手を付けていなかった。
今回、とりあえず動かすとこまでやってみてそれを記録しておこうって気分になった。

今までFPGAは使ったことが無い訳じゃないから開発環境は一応使ってるPCに入っているが、しばらく使っていなかったのでバージョンが古くなっている。まずは最新版をインストールするところから始めよう。
後、FPGAについては実はほとんどわかってないので、ほんとに動かすとこまで辿り着けるかどうか、かなり怪しい。
まあ、頑張ってみるぜ。


Xilinxの日本語トップページからソフトウェアとデザインツールへ行ってみると、ISE DESIGN SUITE 13とある。
今入っているのは11だから2つもバージョンが上がってる。ここから、無償で使えるISE WebPACKをダウンロードすればよさそう。WebPACK以外のエディションは全部有償だ。(30日の無償評価版はある)
早速ダウンロードしようと無償ISE WebPACKのダウンロードへ進んでみると、WebPACKとか全然書いてない。Full Product Installationとか書いてあるよ。。
と、ここで思い出した。確か前に入れた時も同じような感じでライアセンス買わなければWebPACKになるんだった気がする。
まあ、ダウンロードするもん間違ったからといって困ることもないし、やり直せばいいんだからごちゃごちゃ考えずにゲットすることにする。
俺はWindowsで使うからWindows用フルインストーラをぽちっと。
ありゃ、ダウンロードするにはユーザ登録みたいのしなきゃいけないみたい。
前に登録したアカウントでログインして無事ダウンロード開始。うひょ、4.6GBもあるよ。
..........
約20分経過。ようやく1.0GB。まだまだ。遅いな。フレッツ光なんだが。サーバ側が遅いのかな。Chromeで「残り1時間」の表示。
..........
更に20分経過。2.0GB。ちょうど20分で1GBのペースなんだな。てことは、残り2.6GBだから後52分!
..........
更に40分経過。4.0GB。安定したペースだ。残り0.6GBだから12分。Chromeの表示も残り12分。
..........
ダウンロード完了!ちょうど12分。結局92分もかかったよ。。。
4.6[GB] x 1024 / 92 / 60 ≒ 0.85[MB/s] ≒ 6.8[Mbps]
やっぱ遅いよなぁ。

さて、インストールしよう。まずは、.tarだから解凍。
ありゃ、何かEXPLZHのエラー出たよ。「解凍できませんでした」だって。再挑戦。今度は右クリックから即時解凍じゃなくてEXPLZHで開いてからやってみる。
あ、解凍できた。
ん?何だこれ?exeが無いよ。xsetup.exeを実行みたいなことがインストールガイドに書いてあるけど、exe自体が何もない。
よくわからんけど仕方が無いから「すべてのプラットフォーム」っていう別のファイルをダウンロードしてみる。
今度は5.5GBだって。もー。
..........
やっと終わって解凍したけど、やっぱ駄目だ。
何かおかしいから他のソフト(Lhacaってのを落とした)でやってみたら何と最初のファイルもOKだよ。。。何てことだ。。。
コンピュータリテラシー(?)低くてごめんなさい。
ようやくxsetup.exeを実行。結構長そうだな。ひたすら待ち続ける。
..........
ようやくインストール完了!最後の方でライセンスの取得とかあったけど、もう割愛。
とりあえずISE 13.2 WebPACKが入りました。ていうか、ダウンロード時間も入れたら5時間ぐらいかかってんだけど。。。


てことで、今日は終了です。
PicoBlaze関連は次回。