[Webアプリ] [Django] Webアプリ開発に挑戦 (1) 環境構築

前々から興味はあったのだがとにかく知識が全くないのでなかなか手を出せずにいたWebアプリ。ついに気合を入れてやってみようと思う。
最終的には会社の部品DBを作りたい。


さて、そうは言ってもとにかく何も判らない。まずは言語選択かな、と思い適当にGoogle先生に聞いてみてPythonを使ってみることにした。
言語が決まったらWebアプリのフレームワークだよなー、ってことでまたGoogle先生を頼る。いくつか候補が出てきたがDjangoってのが良さそうに見えたのでこれにする。
この辺りは悩んでいてもしょうがないからとにかく決めて始めることにする。
そして開発環境はPyCharmっていうのがいいらしい。PyCharmには、有料のProfessional Editionと無料のCommunity Editionがある。Professional EditionだとDjangoのプロジェクトを作れるらしい。
Professional Editionの価格は、US$19.9/月 または US$199/年で年ライセンスだと2年目US$159、3年目以降US$119になる。(30日の試用期間あり)
Professional Editionを使ってみていい感じだったら月ライセンスかな。ていうか最近はこういうのみんなサブスクリプション型のライセンスなのねー。


という訳で環境は決まった。

インストールしていく。

Pythonのインストール

まずはインストーラのダウンロード。
https://www.python.org/downloads/windows/
から最新版(2017/11/22現在)のPython 3.6.3-2017-10-03をゲット。Windows x86-64 executable installerにした。64bitの方がいいよね?
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてポチポチやってればPythonのインストールは完了。
オプションは全部デフォルトのままで、Add Python 3.6 to PATHのチェックだけ付けた。

virtualenvのインストール

さて、上で書いた環境一覧には入ってないが、ここでvirtualenvをインストールする。virtualenvってのは名前の通り、Pythonの仮想環境を作ってくれるらしい。違うバージョンのPythonを使いたいとかプロジェクト毎の環境を作ったり。おそらく開発中とか実験中は色んなモジュールを入れてみたりすると思うので、これはやっておいた方が良さそう。実験用環境と開発用環境とリリースを想定した環境とかかな。まあ、やってく内にきっと何となく判ってくるだろう。とりあえずあって困るものじゃなさそうだし。
インストールは簡単。Pythonにはpipというパッケージ管理システムが付いていてpipコマンドでインストールができる。
コマンドプロンプトを開いて

C:\>pip install virtualenv
Collecting virtualenv
Downloading virtualenv-15.1.0-py2.py3-none-any.whl (1.8MB)
100% |████████████████████████████████| 1.8MB 883kB/s
Installing collected packages: virtualenv
Successfully installed virtualenv-15.1.0

これだけ。
どこにインストールされたんだろう?と思って探してみるとPythonインストールディレクトリのScriptsの下にvirtualenv.exeってのがあった。(pipもここにある)

仮想環境の作成

virtualenvをインストールしたので仮想環境を作ってみる。名前はenv00にしておく。
コマンドプロンプトで仮想環境を作成したいディレクトリへ移動して

D:\XXXXX>virtualenv env00
Using base prefix 'd:\\program files\\python\\python36'
New python executable in D:\XXXXX\env00\Scripts\python.exe
Installing setuptools, pip, wheel...done.

15〜20秒ぐらいで終わった。ここでdirを見ると

D:\XXXXX>dir
ドライブ D のボリューム ラベルは DATA です
ボリューム シリアル番号は 3E82-5136 です

D:\XXXXX のディレクト

2017/11/22 13:30

. 2017/11/22 13:30 .. 2017/11/22 13:30 env00 0 個のファイル 0 バイト 3 個のディレクトリ 654,557,671,424 バイトの空き領域

と、作った仮想環境名のディレクトリが出来てる。中に入ってみると

D:\XXXXX>cd env00

D:\XXXXX\env00>dir
ドライブ D のボリューム ラベルは DATA です
ボリューム シリアル番号は 3E82-5136 です

D:\XXXXX\env00 のディレクト

2017/11/22 13:30

. 2017/11/22 13:30 .. 2017/11/22 12:40 Include 2017/11/22 13:30 Lib 2017/11/22 13:30 60 pip-selfcheck.json 2017/11/22 13:30 Scripts 2017/11/22 13:30 tcl 1 個のファイル 60 バイト 6 個のディレクトリ 654,557,671,424 バイトの空き領域

こんな感じ。今のところ中身が何なのかはさっぱり判らない。
この環境を使うには

D:\XXXXX\env00>Scripts\activate
(env00) D:\XXXXX\env00>

とすればいいみたい。これで仮想環境の中にいる状態になる。
仮想環境から抜けるには

(env00) D:\XXXXX\env00>Scripts\deactivate
D:\XXXXX\env00>

Djangoのインストール

ようやくDjangoのインストール。上で作った仮想環境(env00)の中にインストールする。
まずは仮想環境に入る。仮想環境のディレクトリに移動して

D:\XXXXX\env00>Scripts\activate
(env00) D:\XXXXX\env00>

インストールにはpipコマンドが使える。

(env00) D:\XXXXX\env00>pip install django
Collecting django
Downloading Django-1.11.7-py2.py3-none-any.whl (6.9MB)
100% |████████████████████████████████| 7.0MB 252kB/s
Collecting pytz (from django)
Downloading pytz-2017.3-py2.py3-none-any.whl (511kB)
100% |████████████████████████████████| 512kB 1.5MB/s
Installing collected packages: pytz, django
Successfully installed django-1.11.7 pytz-2017.3

ちゃんと最新版がインストールされたみたい。

PyCharmのインストール

https://www.jetbrains.com/pycharm/
からProfessionalの方をダウンロードする。インストーラを実行してポチポチやってれば終わる。
Create Desktop shortcutは64-bit launcherをチェックした。
Download and install JRE x86 by JetBrainsはチェックしなかった。(何の為なのかよくわからんし)


早速起動してみると、PyCharmの設定をインポートするか?と聞いてくる。初めて使うんだからもちろんインポートする設定なんて持ってない。Do not import settingsを選んでOKをクリック。
次にプライバシーポリシーとかが書かれてるので、Accept。そうするとライセンスの画面になる。お試し使用をしたいのでEvaluate for freeを選択してEvaluateボタンをクリック。
最後にライセンス契約を承諾しないと使い始められないよ、と言われるのでAccept。これでPyCharmが起動する。


以上で環境構築完了!


参考にしたサイト
https://qiita.com/kaki_k/items/1fff7fefcf26dc4b69bc